日本医科大学耳鼻咽喉科教室にて15年以上臨床に携わった後、2017年5月15日に牧の原なのはな耳鼻咽喉科を開院いたしました。
日々スタッフに支えられながら印西市の耳鼻咽喉科医療に従事しています。
大学病院での外来診療を長く経験した上で、クリニックを開院するに辺り目指したことは、
「ルールを守って協力してくださる患者さんに対しては、質の高い医療を短い待ち時間で提供する」
ことでした。
当院の特徴は
①耳鼻咽喉科の広い分野で質の高い診療を行いながら
②周囲の医療機関との連携で重症例や他科領域の診療にも対応しつつ
③待ち時間が短い
ということです。
大学医局在籍中は耳鼻咽喉科・頭頸部外科の各分野の手術を行って幅広く臨床に従事しましたので、どの分野でも一定以上の診療をできるのが一番の強みと考えています。
特に、アレルギーの診療については大学医局にて長年に渡り従事し、今も学会発表や論文の発表をしており、舌下免疫療法による根治療法を積極的に行っています。
大学医局にて補聴器外来を長く務めた経験から、補聴器の導入についても補聴器外来の時間帯を設けて指導を徹底しています。
めまい、耳鳴、副鼻腔炎、睡眠時無呼吸症候群についても、きちんと鑑別診断を行い、ガイドラインに沿った治療を行っています。
日進月歩の医療の進歩に着いていくために学会で新しい知識を吸収し、新しい検査、治療も積極取り入れています。
近隣の医療機関との連携は普段から密にしています。
市内の印西総合病院とは画像検査の連携を行っており、CT、MRIの検査を行うことが出来るため、診断の質が高く維持されています。
これにより手術が必要か否かの判断が出来るので、その手術をすることが出来る適切な高次医療機関へ紹介をすることができます。
高次医療機関の特徴も理解し、耳の手術が必要な場合は耳科手術の専門家に、頭頸部癌の場合は頭頸部外科の専門家に、直接紹介しています。
これらの質の高い医療を提供しながら、更に待ち時間が短いマネジメントを行っているというのは大きな特徴です。
特に2022年に予約を必須としてから、これを守っていただいている患者さんの院内の待ち時間はほぼ15分以内となっています。
紹介状はその場で発行し必要があれば紹介先の医療機関の予約も取りますし、診断書も診療中に発行します。
ここまでしっかりお読みいただいていた患者さんにおかれましては、当院についてご理解いただけたのではないかと思います。
その上で受診される患者さんには、ニーズに合った質の高い医療を全力で提供させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
2024年4月より、国際医療福祉大学成田病院より野尻 尚先生をお招きし、
火曜日午前の診療を行っていただくことになりました。
同院では耳科、鼻科、頭頚部外科のいずれの手術にも対応できるため、手術や精査を必要とする患者さんに、
より高度な医療をご案内できる選択肢が増えます。
また、当院の医療についても相互理解を深めてご理解いただいておりますので、安心してご受診ください。