牧の原なのはな耳鼻咽喉科｜耳鼻咽喉科・アレルギー科・花粉症、アレルギー性鼻炎（印西牧の原駅より徒歩12分）

こんにちは。
新型コロナウィルス感染症は2021年春に変異株の蔓延に伴い、また次のステージに入りました。
従来株に対して重症化症例の治療法が確立して救命できるようになった反面、変異株の拡大は制御できなくなりました。
対抗するワクチンの確保については政府から2021年9月には必要量を確保できるという見通しが立ったとの発表がありました。
現状では当院の設備では新型コロナウィルス感染症の診断・治療をきちんと行うことはできませんが、通常の感染症の患者さんの診療を広く引き受ける事で、コロナと戦っている医療機関の負担を少しでも担っていきたいと考えます。
また、当院は従来の診療を維持しながらワクチン接種については印西市に積極的な協力を行い、少しでも新型コロナウィルス感染症の制御に貢献すべく、全力を尽くしていきます。

局面の変化に合わせ、新型コロナウィルス感染症対策ガイドラインも新たな改訂を行いました。 改訂後の当院の新型コロナウィルス感染症への対応について、以下にまとめます。

当院では医療従事者に対するワクチンの先行接種を済ませ、職員に体調不良社が出た場合に速やかに新型コロナウィルス感染症に対するPCR検査を行う体制を整えています。
これに伴い、当院職員の体調不良者が出た場合についての対応は以下の通りとします。

・院長に感染症を疑う体調不良がある時は速やかに休診し、臨床経過から新型コロナウィルス感染症が否定的であり迅速検査で感染を否定されれば体調回復後に診療を開始する。
・職員に感染症を疑う体調不良がある時は速やかに自宅待機とし、臨床経過から新型コロナウィルス感染症が否定的であり迅速検査で感染を否定されれば体調回復後に復職する。

院長および職員が新型コロナウィルス感染症の診断に至った場合は速やかに休診とし、以後は保健所の指示に従います。
また、我々医療機関には患者さんの安全性について透明性を保つ義務がありますので速やかに情報を公表いたします。

当院ではこれまで通り、換気と消毒による感染防御態勢の強化を維持しつつ、予約システムを活用して院内での待ち時間を減らし、患者さん同士の接触を減らす努力を継続していきます。
また、高性能のサーマルカメラの導入により、発熱患者さんの検知を行っております。

発熱、咳嗽の症状は新型コロナウィルス感染症に特有の症状ではありません。
扁桃炎、喉頭蓋炎、副鼻腔炎などの耳鼻科疾患の患者さんも多いことから、疾患感染対策に留意しながらこれまで通り診察を継続してまいりますので、受診時に受付にてお知らせください。

「薬のみ」という無診察診療は医師法第20条で禁止されています。
当院では「診察なしで処方箋のみお渡しする」ということは行っておりません。
しかし、現在の社会情勢から定期的な薬物療法を行っている患者さんが、新型コロナウィルス感染症を恐れて受診しにくい状況である事も理解しております。新型コロナウィルス感染症のワクチン対策などが整備されるまでは患者さんが小児、あるいは高齢者である場合に限り、ご家族のみの受診による投薬を継続して認めます。いらっしゃるご家族に対して問診を行いますので、患者さんの状況を把握してご受診ください。